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rinnaとSmash、AIチャットボットによるマーケティングソリューションの開発で協業

rinna株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役:ジャン“クリフ”チェン、以下、rinna)と当社は、人間と自然に自由会話するAIチャットボット技術と、人間とAIのコミュニケーションの分析技術を核としたマーケティングソリューションの開発に向けた共同研究を、3月31日から開始します。

背景

rinnaは、MicrosoftのAI&リサーチ部門でAIチャットボットの研究を行っていたチームがスピンアウトして2020年6月に設立したAI開発企業です。ディープラーニング技術を活用し、AIが文脈に応じた会話文を自動生成して人間と自然に会話する「共感チャットモデル」、AIが話し声や歌声で豊かな感情表現を可能にする「音声合成システム」などの技術を発表してきました。

Smashは、株式会社Macbee Planetで、解約分析・抑止ソリューションの提供・開発、ユーザーとのコミュニケーションで得た回答をスコアリングしてユーザーの温度感を数値化する機能「FRS(Favorability Rating Score)」などの開発に従事していたチームが独立し、本日3月31日に設立したマーケティングテクノロジー開発企業です。

今回両社は、自由な雑談ができるrinnaのAIチャットエンジンと、ユーザーとAIチャットボットとのコミュニケーションを分析・スコアリングするSmashのマーケティングテクノロジーを組み合わせて、その効果を検証する共同研究を開始します。

今回の共同研究について

両社は、共同で以下のことに取り組みます。
・自由な雑談ができるrinnaのAIチャットエンジンをSmashのマーケティングソリューションに組み込み、AIチャットボットによるコミュニケーションが、販売から契約、解約にいたる顧客ライフサイクルのどのフェーズで顧客リレーションに効果を与えるか測定します。

・顧客の返事や会話内容からボットの感情を作り出し、AIチャットボットの口調やキャラクターの表情を変化させる機械学習やアルゴリズムのブラッシュアップ、また、その利用効果を検証します。

・SmashのFRSによって、自由会話するrinnaのAIチャットエンジンを使った自由会話によるコミュニケーションを、SmashのFRSでスコアリングするための研究を行います。

・雑談と目的遂行型会話では、現在では基本となるアルゴリズムは異なるのてすが、融合することで、より人間に近い自然な会話を提供することを目指しています。

今後の展開

rinnaとSmashは、両社が研究開発してきたテクノロジーを組み合わせることで、AIチャットボットの会話を豊かにし、あらゆる場面で誰もがAIと気持ちよく会話ができ、豊かな社会インフラが増えることを共に目指していきます。今回の共同研究を皮切りに、両社は今後、製品開発やビジネスにおいて広くパートナーシップの可能性を検討していきます。

会社概要

rinna株式会社

所在地東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクウェア39F WeWork
設立年月日2020年6月17日
代表取締役ジャン“クリフ”チェン
Webサイトhttps://corp.rinna.co.jp/
業務内容AIサービスの研究・企画・開発・運営・販売
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